難聴は日常生活に影響する
聴こえが改善されると、生活がもっと快適になります。ご自身が難聴であると感じた場合や、補聴器の効果が得られなくなったとき、加齢が原因だからとあきらめる必要はありません。
このページの内容
- 難聴が日常生活にもたらす影響
- 補聴器の効果が十分でない場合に、難聴に対処するための方法
私たちの日々の暮らしは、道路の車の往来、小鳥のさえずり、フライパンで肉が焼ける音、友達との会話などのさまざまな音に満ちあふれています。このような日常の音が聞こえないことは、生活に大きな影響を及ぼします。
何年も難聴がある状態で生活していると、多くの場合、自分にできることは限られていると感じるようになりがちです。道を渡ったり、電話で話したりといった日常的なことをこなすことが困難になることもあるようです。さまざまな活動や社交の場を楽しむことを、避けがちになってしまうかもしれません。
その結果、家族や友人とのつながりを失ったり、好きな趣味をやめてしまったりするということもあるかもしれません。
好きなことをまた始めたい気持ちがあるなら、その希望を叶えるための道はきっとあるはずです。
大切な人々との交流
お子さまの誕生会や友人との夕食など、人と交流する場ではたいてい、周囲が騒がしいものです。難聴で会話を聴き取るのが大変だから、我慢して家にいた方が楽だと思えることもあるでしょう。
もしもこのように、補聴器を装用しても人との会話が難しいと感じるようになったら、サポートを求めるタイミングかもしれません。
難聴のさらなる解決法
補聴器で十分な効果が得られなくなっても、聴こえを改善して生活を快適にする、人工聴覚器という選択肢があります。
人工聴覚器は個人の状況に合わせてカスタマイズできます。必要な情報を得て、聴こえを改善する方法を十分に検討した上で選択できます。
仕事を続ける
難聴に負けず仕事を続けることは、自信をもって生きることにつながります。特に、難聴があなたの達成したい目標の妨げにならないとすれば、なおさらです。仕事は収入だけでなく、自信とモチベーションを与えてくれます。
職場環境では他者とのコミュニケーションが求められるので、難聴はキャリアに深刻な影響を与えることがあります。また、忙しい職場では安全性にも影響します。これは自分だけではなく、周りの人にも関係します。
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免責事項
この資料は医療従事者向けです。難聴の治療については、医療従事者にご相談ください。聴こえや結果は装用者によって異なりますので、医療従事者が装用結果に影響を及ぼす可能性のある要因についてアドバイスします。必ず使用説明書に従ってください。国によっては販売されていない製品があります。
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