難聴の徴候
難聴は突発的に起きる場合も徐々に進行する場合もあり、気づきにくいことがあります。次のような症状はありませんか?
成人は次のような様々な状況で難聴の最初の徴候に気づくことがあります。
- 話を聴き取ったり、会話についていくのに苦労する
- 背景雑音があるときの聴き取りが難しい
- もう一度言って欲しいと頼むことが多い
- 人の言っていることを聞き違える
- 会話中に人の言っていることが良くわからなくても、うなずいてしまう
- 良く聞こえないため、会話を避けるようになった
- 話している人の口元を見て話を理解している
- モゴモゴと話す人が多いと感じる
- 電話の声が聞こえにくい
- 同じ部屋にいる人に、テレビやラジオの音量が大きすぎると言われる
- 雨の降る音や鳥のさえずりなど、自然の音が聞こえない
- 耳の中で常にベルやブザーのような音がする
- 片耳または両耳が聞こえにくい
- 音がどこから聞こえているかわかりにくい
- 自分の声が以前と違って聞こえる
- 片耳または両耳に痛みか圧迫感がある
難聴を治療するための第一歩
年齢を重ねると難聴になるのは仕方のないことだと思われがちですが、補聴器の効果が得られなくなった場合でも聴こえを改善する方法はあります。
研究によると、難聴は孤独感やストレスと関連性があることが明らかになっています。1,2 したがって、ご自分が難聴であると思ったら、できるだけ早く行動を起こすことが重要です。難聴の徴候を放っておくと、聴力以外のことにも影響が及ぶ可能性があります。
難聴を治療するための聴覚機器について学びましょう。
References
- 1. Contrera K, Sung Y, Betz J, Li L, Lin F. Change in loneliness after intervention with cochlear implants or hearing aids. The Laryngoscope. 2017;127(8):1885-1889.
- 2. Rutherford B, Brewster K, Golub J, Kim A, Roose S. Sensation and Psychiatry: Linking Age-Related Hearing Loss to Late-Life Depression and Cognitive Decline. American Journal of Psychiatry. 2018;175(3):215-224.
- Sladen DP, Gifford RH, Haynes D, Kelsall D, Benson A, Lewis K, et al. Evaluation of a revised indication for determining adult cochlear implant candidacy. Laryngoscope 2017; 127: 2368–74.
免責事項
難聴の治療については、医療従事者にご相談ください。聴こえや結果は装用者によって異なりますので、医療従事者が装用結果に影響を及ぼす可能性のある要因についてアドバイスします。
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