小児難聴

赤ちゃんとの遊びの時間

お子さまが難聴であるとわかったら、どのように育てたらよいのか、心配や不安でお悩みになっていることでしょう。

医療従事者にご相談いただくと、難聴のお子さまが誕生してから12ヶ月の間に行われる聴力検査について、さらにはお子さまの成長を促すコミュニケーション方法や遊びかたのアイデアなども案内・指導してくれます。是非、お近くのクリニックにご相談ください。

楽しく遊びながら観察する

赤ちゃんの音に対する反応は、年齢や発達段階、難聴の程度に影響されます。

まだ言葉を話せない赤ちゃんは、難聴かどうかを判断するのは難しいかもしれません。しかし、いろいろと楽しく遊びをする中で、音に反応しているかどうか観察することができます。

お子さまが難聴であるとわかったら、どのように育てたらよいのか、心配や不安でお悩みになっていることでしょう。

楽しく遊びながら観察する

赤ちゃんの音に対する反応は、年齢や発達段階、難聴の程度に影響されます。

通常生後36ヶ月のお子さまの発達状況について、クリニックや保健センターなどにご相談いただけるよう保健所から保護者の方々へ案内が届きます。医療従事者がお子さまの発達障害を発見した場合には、治療にむけた専門家への紹介がされることもあります。

お子さまの難聴が気になったら、専門家が子供の聴力検査の第一ステップに向けたサポートをしてくれるでしょう。

お子さまの難聴が気になったら、専門家が子供の聴力検査の第一ステップに向けたサポートをしてくれるでしょう。

幼い頃に補聴器や人工内耳を装用した難聴の子どもは、言語能力を発達させる機会がより多くあります。また、人工内耳の効果が期待できる子どもは、早期に人工内耳を装用することで、言語と音声の知覚に最良の結果が得られることが研究により示されています。^1,2

お子さまの聴力に不安がある場合は、お近くのクリニックにご予約の上、聴力検査をご依頼ください。

お子さまの聴力に不安がある場合は、お近くのクリニックにご予約の上、聴力検査をご依頼ください。

Cupples L, et al. (2018). Spoken language and everyday functioning in 5-year-old children using hearing aids or cochlear implants.
Ching TYC, Dillon H, Leigh G, Cupples L. Learning from the Longitudinal Outcomes of Children with Hearing Impairment (LOCHI) study: summary of 5-year findings and implications. Int J Audiol. (2018 May); 57(sup2):S105-S111. doi:10.1080/14992027.2017.1385865.

難聴の治療については、医療従事者にご相談ください。聴こえや結果は装用者によって異なりますので、医療従事者が装用結果に影響を及ぼす可能性のある要因についてアドバイスします。